女性化乳房は、男性の胸部に女性のような乳房組織が発達する症状です。この状態は、思春期や高齢期に多く見られ、ホルモンバランスの乱れや遺伝的要因、薬物の副作用などが原因となることがあります。女性化乳房は以下の3つに分類され、それぞれ治療法が異なります。
1. 真性女性化乳房
真性女性化乳房は、実際の乳腺組織の肥大によって引き起こされます。ご自身で乳輪の直下を摘んだときに、硬い組織を感じるようであれば、乳腺が発達していると言えます。
| 原因: |
- - ホルモンバランスの乱れ(テストステロンとエストロゲンの不均衡)
- - 思春期や加齢による自然な変化
- - 薬剤の副作用
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| 治療法: |
乳腺切除術:乳輪下縁に沿って数センチの小切開をし、乳腺組織を外科的に除去します。 |
2. 偽性女性化乳房
偽性女性化乳房は、実際には乳腺組織の肥大はなく、脂肪組織の蓄積によって胸が大きく見える状態です。
| 原因: |
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| 治療法: |
VASER+PAL ハイブリッド脂肪吸引:過剰な脂肪組織をしっかりと吸引除去します。傷は脇と乳輪下縁の数ミリで済みます。 |
3. 混合性女性化乳房
混合性女性化乳房は、乳腺組織の増大と脂肪組織の蓄積が同時に起こる状態です。
| 原因: |
- - 真性および偽性女性化乳房の原因が複合的に作用
- - ホルモンバランスの乱れと体重増加の組み合わせ
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| 治療法: |
乳腺切除術とVASER+PAL ハイブリッド脂肪吸引を併用して行います。傷は乳輪下縁に数センチ、脇に数ミリとなります。 |
当院での治療アプローチ
当院では、初診時に乳腺用エコーを使用して詳細に診断を行います。乳腺の大きさや位置、皮下脂肪の厚みを測定し、最適な治療法を提案いたします。