脂肪吸引を検討されている方にとって、術後の「ダウンタイム」は大きな関心事です。特に、日常生活への影響や回復期間についての不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
当院では、患者様の不安を少しでも軽減するため、実際の術後写真を交えながら、部位別のダウンタイムの経過や、回復を早めるための取り組みについて詳しくご紹介いたします。
ダウンタイムとは、脂肪吸引後に体が回復し、最終的な仕上がりが安定するまでの期間を指します。この期間中には、内出血、腫れ、むくみ、痛みなどの症状が現れることがあります。
術後1日目:腫れや内出血が目立ち、触ると痛みがある場合もあります。
術後3日目:腫れのピークを迎え、起き上がる動作をするときなど筋肉痛のような痛みが続くことがあります。
術後1週間:内出血が黄色くなり、腫れや痛みが徐々に軽減し、日常生活への支障が少なくなります。
術後1ヶ月:痛みはほぼなくなりますが、拘縮が始まり皮膚がかたくなります。
術後1日目:腫れやむくみが現れますが、比較的軽度です。内出血はほとんど目立ちません。
術後3日目:むくみがピークに達しますが、痛みは軽度です。
術後1週間:腫れやむくみがほとんど消失し、自然な仕上がりに近づきます。
術後1ヶ月:傷跡もほとんど見えなくなります。
二の腕
術後1日目:腫れや内出血が現れ、腕をあげたりなどの動きに制限を感じることがあります。
術後1週間:腫れや痛みが徐々に軽減し、日常生活への支障が少なくなります。むくみが出てくる場合もあります。
術後1ヶ月:痛みやむくみがほぼなくなり、拘縮が始まり皮膚がかたくなります。
術後1日目:広範囲の腫れや内出血が現れ、歩行時に違和感を感じることがあります。
術後1週間:腫れや痛みが徐々に軽減し、日常生活への支障が少なくなります。
術後1ヶ月:腫れや痛みが徐々に軽減し、日常生活への支障が少なくなります。内腿に拘縮がで始めます。
実際に当院で脂肪吸引を受けられたモニター様の体験談をご紹介いたします。
むくみや痛みは1週間ほどで引いたそうです。
一方別のモニターの方は、術後から腕もあがりむくみや痛みも少なかったという方もいます。
お腹と腰の脂肪吸引を受けた方は、日常生活に大きな支障はないものの、
起き上がる時に筋肉痛のような痛みがあったそうです。
階段や立ち上がりの動作をするときに強めの筋肉痛のような痛みがあったそうです。
また、長時間座っていると裏ももに痛みがあり、立っている方が楽という方もいます。
このように、吸引量や部位、体質、生活習慣によって痛みの感じ方や、回復の早さには差がありますので、他の人の例はあくまで目安としてお考えください。
術後の回復を促進するため、当院ではDay1縫合を推奨しております。これは、傷口をあけたまま一晩過ごして麻酔液を出し切った後、翌日に再度ご来院いただき縫合を行うことで、腫れやむくみを最小限に抑えることができます。
圧迫着の着用:術後の腫れや内出血を抑えるため、指定された圧迫着を正しく着用してください。強めの圧迫は1~2週間、その後はメデュキットのような弱めの圧迫を1~3ヶ月着用することを推奨しています。
安静にしすぎない:寝込んだままだとむくみが強くでるおそれがあるため、無理のない範囲で、日常的な運動をすることを推奨しています。
十分な睡眠と栄養:体の回復には、十分な休息とバランスの取れた食事が不可欠です。
脂肪吸引のダウンタイムは、部位や個人差によって異なりますが、適切なケアと当院のサポート体制により、快適な回復期間を過ごしていただけます。術後の不安や疑問がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
ダウンタイムについては下記の動画でも解説しています。
▼ダウンタイムOK・NG行動
https://www.instagram.com/reel/DGu6nbwpxS-/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
▼圧迫着はいつまで着用するべき?
https://www.instagram.com/reel/DI_HJsspKVj/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==