施術内容
もはや当院の定番となった「上腕全周」ですが、一昔前まではあまり行われていない施術でした。
上腕全周とは、一般的な「二の腕+肩」の脂肪吸引に加えて、二の腕の前側まで含めて吸引する方法です。
現在、当院で二の腕の吸引をする方の7割が上腕全周を選ばれます。
ところが、数年前までは「二の腕の前側は吸引できない」というのが一般的な認識でした。
その理由は、二の腕の前側には脂肪層に血管が走っているためです。安全面を考慮し、「前側は吸引しない」という考え方が一般的で、二の腕の脂肪吸引といえば「二の腕+肩」が標準的な範囲とされていました。
しかし近年、より細く、より立体的な二の腕のラインを求める方が増えたことで、前側まで吸引する「上腕全周」のニーズが高まっています。
もちろん、前側の吸引はただ脂肪を取ればよいというものではありません。血管を傷つけないよう、層を見極めながら慎重に吸引する必要があります。そのため、上腕全周は医師の経験や技術が仕上がりに大きく関わる施術です。
吸引量で比較すると、上腕全周では「二の腕+肩」のおよそ1.5〜2倍程度の脂肪が取れることも少なくありません。特に二の腕の厚みや外側の張り出しが強い方では、前側まで含めて整えることで、よりすっきりとしたシルエットを目指しやすくなります。
今回の症例は、身長168cm、体重70kg、BMI25の方です。体格としてはやや大きめで、二の腕にも全体的なボリュームがありました。
吸引量は、純脂肪で1000ccの大量吸引となりました。
一般的な「二の腕+肩」の脂肪吸引では、吸引量は400〜600cc程度に収まることが多いため、今回の1000ccという量はかなり多い部類に入ります。
ただし、脂肪吸引で大切なのは、単に多く取ることではありません。二の腕の脂肪吸引で重要なのは、正面・横・後ろのどこから見ても不自然な段差がなく、肩から腕にかけてストンと落ちるようなラインを作ることです。
今回の症例では、後ろから見たときの外側のボリュームをしっかり減らし、肩からまっすぐ落ちるような直角肩のラインを作ることができました。
また、横から見たときの二の腕の厚みも大きく改善しています。BMI25の方でも、適切な範囲を丁寧に吸引することで、ここまで二の腕の印象を変えることが可能です。
二の腕の脂肪吸引では、前側まで含めた上腕全周のほうが、より自然に細さを出せる方もいます。
大切なのは、体型や脂肪のつき方に合わせて、必要な範囲を正しく見極めることです。
※経過中に腹部・腰部の脂肪吸引も施術しています
価格
ハイブリッド脂肪吸引(税込・モニター価格)
上腕全周セット ¥385,000
※掲載時点での価格です。最新の価格は料金表からご確認ください
リスク・副作用
ダウンタイム:
痛み 1週間程度
皮下出血 2週間程度
浮腫み 3週間程度
拘縮 3ヶ月程度
リスク:
感染、出血、血腫、色素沈着、表面不整、皮膚血流障害、熱傷など