脂肪吸引は、たった数ミリの小さな傷から金属の管(カニューレ)を挿入して行います。まずテュメセント液と呼ばれる麻酔液を皮下脂肪層に注入し、その後吸引を行うのが一般的な脂肪吸引の手順です。 脂肪吸引ラボトウキョウでは、「VASER Lipo」と「VIBROFIT」を組み合わせた革新的な「ハイブリッド脂肪吸引」を採用しています。これは、局所麻酔のあと「VASERで脂肪を溶かし、VIBROFITの振動で吸う」という二段階のプロセスを経て脂肪吸引を行う新しい方法です。身体の脂肪吸引では全例でハイブリッド脂肪吸引を行います。
ハイブリッド脂肪吸引に使用する「VASER Lipo」は特殊な超音波「VASER波」により、脂肪を周辺組織から分離するシステムです。この技術は、シリンジ法や従来の持続吸引器を使用する方法に比べ、効率的かつ皮膚を引き締めるタイトニング効果も期待できることから、日本国内でも広く普及しています。しかし、VASERはあくまで脂肪吸引前の準備段階であり、吸引そのものは金属製の吸引カニューレ(体内に挿入する管)を手動で動かす従来の方法で行われます。
ハイブリッド脂肪吸引に使用する「VIBROFIT」は、電動式のカニューレを使用した新しい脂肪吸引システム(PAL: Power-Assisted Liposuction)です。従来の手動による吸引と異なり、強い力をかけずに組織を壊すことなく吸引することができます。これにより、カニューレ操作の精度が向上し、吸引量とデザイン性の両立が可能になりました。PALの中でも当院が採用する「VIBROFIT」は、脂肪吸引が盛んなブラジルで85%のシェアを持ち、また米国でも38%のシェアを誇る信頼性の高い機械です。同じPALの一種である「アキーセル」と比較しても、振幅・振動数に優れ、堅牢な設計がされています。
従来の脂肪吸引では、ムラなく吸引を行うために、沢山の傷を作り多方向から吸引を行うCrissCross法が主流でした。当院の疑似CrissCross法では、特注のVIBROFIT専用の湾曲カニューレを使用し、方向を変えて吸引を行うことで、傷の数を減らすことができるようになりました。
さらに傷をシワや下着に隠れる部位に作ることで、より一層目立たなくなるよう工夫しています。
30〜180分(施術部位によります)
術後1〜2週間程度は筋肉痛のような痛みや皮下出血が生じますが、自然に消退します。
洗顔・メイク・洗髪・シャワーは翌日から可能です。湯船に使っての入浴は7日後から可能です。
当日の飲酒は控えてください。
激しい運動やマッサージは1週間程度お控えください。
術後の痛み・違和感・腫れ・むくみ・熱感・内出血・感染・血腫・凹凸・皮膚のたるみ・傷跡など
本施術は、未承認機器・未承認医薬品を使用した自由診療です。同一の性能を有する国内承認の代替医療機器・医薬品はありません。薬機法に基づき、医師による個人輸入で入手しています。「ベイザーリポ2.2」および「VIBROFIT」は米国FDAに承認されています。諸外国の情報では、重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。