豊胸手術にはいくつかの方法がありますが、その代表が「シリコンバッグ豊胸」と「脂肪豊胸」です。
どちらにも明確なメリットと注意点があり、「どちらが正解」というものではありません。
本記事では、それぞれの特徴を整理したうえで、近年注目されているハイブリッド豊胸、そして安全性を高める内視鏡豊胸についても解説します。
シリコンバッグ豊胸は、確実にサイズアップしたい方に向いた施術ですが、
体に異物を入れることへの抵抗がある方には慎重な検討が必要です。
脂肪豊胸は、自然さを重視する方や、同時にスタイル改善を目指す方におすすめの方法です。
シリコンバッグと脂肪豊胸、どちらにも魅力と弱点があります。
それらを補い合う形で登場したのが、「ハイブリッド豊胸」です。
ハイブリッド豊胸とは、
シリコンバッグの上から脂肪注入を重ねることで、自然さとボリュームの両立を図る方法。
理想のシルエットを追求しつつ、仕上がりの違和感を抑えたい方には、
最もバランスの取れた選択肢といえるでしょう。
ハイブリッド豊胸やシリコンバッグ豊胸を行う際に、
安全性を高める技術として導入されているのが内視鏡豊胸です。
内視鏡豊胸とは、
小さな切開部から内視鏡カメラを挿入し、モニターで視野を拡大しながら施術を行う方法。
内視鏡豊胸の最大のメリットは、長期的な被膜拘縮のリスクを下げられること。被膜拘縮による見た目や触り心地の悪化は、術後の出血と相関することがわかっています。
もちろん血管や神経の位置を確認しながら丁寧に操作できるため、合併症のリスクも最小限に抑えられます。
日本国内ではまだ導入しているクリニックが少なく、
技術力と設備が整った医療機関でのみ行われる施術です。
安全性を重視する方にとって、非常に有効な選択肢といえます。
シリコンバッグ豊胸は確実なサイズアップ、
脂肪豊胸は自然で柔らかな仕上がりを叶えます。
そして、その両方の長所を取り入れたハイブリッド豊胸は、
「見た目・触感・安全性」のバランスに優れた最新の選択肢です。
さらに、内視鏡を併用することで手術の精度と安全性を高め、
より理想に近いバストデザインが可能になります。
どの方法が自分に合っているかは、
体型・希望のサイズ・仕上がりのイメージによって異なります。
当院では内視鏡も導入し皆さまが安心できる施術体制を整えております。
まずはカウンセリングで、あなたに最も合った方法を一緒に見つけていきましょう。